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2021.05.18
2021/5/18 静岡カントリー島田ゴルフコース、リース・ジョーンズ氏監修で改造

静岡カントリー島田ゴルフコース(18ホール、静岡県島田市)は、〝オープン・ドクター〟として知られる世界的な設計家のリース・ジョーンズ氏の設計監修でコースを改造する計画で、3月1日から9月末までの平日を9ホール営業とし、改造工事に着手した。
島田ゴルフコースは昭和40年の開場で、霞ケ関CCの設立にも関わった藤田欽哉氏がコースを設計。自然の地形や起伏、池などを生かし、戦略性にも富んだコースとして知られる。静岡カントリー浜岡コース&ホテル(36ホール、静岡県御前崎市)の小笠コースと高松コースの改造設計を担当したリース氏が引き続き島田ゴルフコースの改造設計を担当する。会員向け会報誌にリース氏の改造の狙いが紹介されており、「現コースのデザインを更に良くし、コースのプレー性を改善すること」とし、「この地域で最良のメンバーシップコースの1つになり、今後長年にわたり全ての技量のプレーヤーにとってチャレンジしていただけるポテンシャルを有するでしょう」と説明している。

改造工事は、バンカーを中心に見直し、今まで以上に政略性に富んだコース設計とする方針。また樹木の伐採・林帯整備を行い、コース内外のロケーションを楽しめるようにする考え。その他、カート道整備や排水設備の改修などを予定している。
工事期間中の平日は、アウトまたはインコースを2回まわる変則営業となり、改修箇所を修理地扱いにするケースもあると説明している。
また、静岡カントリー浜岡コース&ホテルの小笠コースでは、4月1日からセルフプレーでのフェアウェイへの乗用カート乗り入れを開始した。同カントリーは全コースともキャディ付きであればフェアウェイ乗り入れを可能としていたが、小笠コースはインターバル間で電磁路を利用してもらうことなどで乗入れ可とした。ただし、安全性を考慮し、当面は会員同乗が条件となっている

なお、JLPGAステップ・アップ・ツアーのユピテル・静岡新聞SBSレディースは6月18~20日に浜岡コースのチャンピオンコースで開かれる。小笠のピックアップ9ホールと、高松コースの10~18番を回るコースで、18番はホテルに向かって打ち上げるお馴染みの名物ホールが新装になって舞台となる。

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※「ゴルフ特信」第6638号より一部抜粋

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