一季出版株式会社

2021.03.23
2021/3/23 茅ケ崎GC(神奈川)の運営はGDOで5年間継続

茅ケ崎ゴルフ場(土地面積19万8786・13平方メートル)利活用の運営事業者を公募型プロポーザル方式により、昨年12月18日から募集していた神奈川県と茅ケ崎協同㈱は、現在の茅ケ崎ゴルフ倶楽部(9H、茅ケ崎市菱沼海岸)の運営事業者である㈱ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO、東京都品川区)を1月28日に運営事業者に選定したと発表した。
事業期間は令和3年4月1日~8年3月31日の5年間で、令和3年1月末に土地賃貸借契約及び定期建物賃貸借契約を締結。4月1日からが新たな契約に基づく運営開始となる。事業内容は、①ゴルフ場の運営、②ゴルフコースを活用したイベントの開催(ヨガ等)、③その他、地域に開かれた土地利用を茅ケ崎市と調整しながら検討--となっている。

県が一昨年9月に行った「茅ケ崎ゴルフ場利活用事業」の公募により、代表法人をGDO、構成員を亀井工業ホールディングス及び特定非営利活動法人・湘南ベルマーレスポーツクラブとするグループが優先交渉権を得て、当時の㈱武蔵野からゴルフ場運営を引き継ぐことになった。
しかし、GDO側は新型コロナウイルスの影響により計画が見通せなくなったことで、昨年3月に契約締結時期の延期を要請し、4月から7月までの一時賃貸借契約を締結。7月に同賃貸借契約の1カ月延長を行ったが8月末の期限がきて、契約解除となったことから、今回再度県がゴルフ場利用に限定し5年間継続することとして、運営事業者を募集していた。GDO側としてもゴルフ場以外の展開が白紙となったことから、単独での選定となっている。
ちなみにGDOは1月29日に業績予想を修正し、売上高336・7億円、営業利益は8・3億円になる見込みとした。主力はオンライン予約サービスや用品販売で、ゴルフプレーの回復傾向に加え、天候に恵まれたとしている。

関連記事:「日本一カジュアル、フレキシブルなゴルフ場へ」茅ヶ崎ゴルフ倶楽部

※「ゴルフ特信」第6614号より一部抜粋

過去のお知らせ一覧はこちら