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2021.02.05
2021/2/5 12月3日、トーナメント関係のコロナガイドライン改訂

公益財団法人・日本ゴルフ協会などトーナメント関係の5団体によるゴルフ関連5団体新型コロナウイルス対策会議は、「日本国内プロゴルフトーナメントにおける新型コロナウイルス感染症対策に関するガイドライン」を12月3日付けで改訂(ver.4)した。今回の改訂は、8月4日改訂版をベースに、スポーツ庁の通達や他スポーツ団体の提言を参考にしながら、今回も感染症専門医である東邦大学炭山嘉伸理事長監修のもと編集したという。
東邦大学の炭山理事長は、冬に向かうにつれ、また全国で感染者数が広がってきており、現段階において当ガイドラインの内容を緩和することは難しい状況とし、正常にトーナメントが開催出来るまでにはもう少しの辛抱と忍耐、そして各自の努力が必要などと説明している。

同ガイドラインは下線で改訂した部分がわかるようになっており、政府が示した対策や具体的対策などを付け加えている。例えば濃厚接触者の説明では、その他として「手で触れることのできる距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と15分以上の接触があった者(周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する)を付記した。

なお、日本ゴルフツアー機構(JGTO)は12月8日にファイナルクォリファイングトーナメントに出場する予定だった選手1名が新型コロナウイルスに感染していることが7日に判明したと公表。会場はザ・ロイヤルGC(茨城)で、大会事務局が選手から聞き取りし、管轄保健所に報告した結果、濃厚接触の該当者はいないと判断され、消毒等の感染拡大防止策を行い、大会を開いたと説明している。

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※「ゴルフ特信」第6595号より一部抜粋

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