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2020.08.26
2020/8/26 楽天GORA、国内ゴルフ場の新型コロナ対策状況を公開

楽天㈱(三木谷浩史代表取締役会長兼社長、東京都世田谷区)は、運営する大手ゴルフ場予約サイト「楽天GORA」で国内ゴルフ場での新型コロナウイルス感染症の対策状況を7月1日から順次公開している。
楽天では、緊急事態宣言解除後の6月上旬に、楽天GORAユーザーへラウンドに対する意識調査を実施、その結果を踏まえて、「新型コロナウイルス感染症」感染拡大防止ガイドライン(NGK、PGS作成)を参考に、楽天が新型コロナウイルス対策13項目を独自に作成した。

楽天GORAのゴルフ場のトップページから「コースガイド」に入ると、新型コロナウイルスの対策について①換気、②消毒液設置、③マスク、④検温(スタッフ)、⑤検温(お客様)、⑥バッグ積み下ろしのセルフ化、⑦受付飛沫防止シート、⑧チェックイン/チェックアウト、⑨カート消毒、⑩バンカーレーキ、⑪ワングリップOK、⑫お食事、⑬浴場関係--が並んでおり、対策を行っている項目は一目で確認できるように濃い文字とチェックマークになっている。これによって、ユーザーは事前に各ゴルフ場の対策状況を確認した上で、予約ができるようになるとしている。
さらに、楽天GORAではゴルファー向けにマスク着用や手の消毒といった感染症対策をまとめた特設サイト「PLAY SAFE」(https://gora.golf.rakuten.co.jp/doc/special/play_safe/?l-id=play_safe)を開設するとともに、各対策を掲示したポスターをゴルフ場に配布し、コロナ禍の新しいマナーを啓発し、誰もが安心してゴルフを楽しめる環境づくりに取り組んでいる。

ところで、6月初旬に実施した「緊急事態宣言解除後のゴルフ場予約に対する意識調査」は、メールによるアンケートで実施し、過去1年間に楽天GORAでゴルフ場予約をしたユーザー9628人から回答があったとしている。
発表された調査結果をみると、〝ラウンドに対する意識を教えてください〟では、「普段通りラウンドする」52%、「普段より回数を減らしてラウンドする」37%と、9割近くがコロナ禍でもラウンドへの意識が強い結果となっている。〝ラウンドをする場合、どんなプレースタイルでラウンドしたいですか〟(複数回答可)については、「休憩なしスループレー」70%、「セルフプレー」42%、「休憩付プレー」38%、「ツーサムプレー」31%などとなっており、ゴルファーは新型コロナの影響で変更したプレースタイルを受け入れているようだ。〝ゴルフ場来場時、ゴルフ場のコロナ対策において気になるところがあれば教えてください〟(複数回答可)では、「昼食等でのレストラン利用時」57%、「浴室利用時」54%、「ロッカールーム利用時」47%、「消毒液の設置」32%、「ゴルファーのマスクマナー(プレー以外)」27%などで、クラブハウス内での対策に集中している。

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※「ゴルフ特信」第6532号より一部抜粋

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