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2020.03.16
2020/3/16 日本パブリックゴルフ協会、ダブルス競技の拡充を図る

公益社団法人・日本パブリックゴルフ協会(PGS、池田育嗣会長、東京都中央区)は、2020年度からダブルス競技の拡充を図る。
昨年まで「ダブルスゴルフ選手権(ベストスコアの部、スクランブルの部)」として開催してきたが、2020年度より大会名称を〝全日本パブリックダブルススクランブルゴルフ選手権〟に変更する一方、ベストスコアの部を廃止しスクランブルの部を〝ダブルス戦〟と、55歳以上のゴルファーを対象とした〝シニアダブルス戦〟(新設)とに分ける。全日本決勝は、よみうりGウエストコース(兵庫)を舞台に11月25日にダブルス戦を、11月26日にシニアダブルス戦を開催する。

さらに、2020年度からの新規大会として、パブリックコースと会員制ゴルフ場を会場とした「全日本ダブルススクランブルアマチュアゴルファーズ選手権(オープンクラス・ミックスクラス)」を開催する。同選手権は、制限のない〝オープンクラス〟と、男女ペア限定の〝ミックスクラス〟の2クラスあり、それぞれのクラスで予選、地区決勝、全日本決勝が行われる。全日本決勝は、オープンクラスが9月29日、ミックスクラスが9月30日、いずれも葛城GC山名コース(静岡)を会場に競技が行われる。

PGSではゴルファーの拡大に努めているとし、池田会長は会報誌の冒頭で、「気の合う仲間とペアを組み、楽しい競技ゴルフを体感していただければ」と述べている。

なお、2020年度は他のPGS主催競技でも一部変更があった。「アマチュアゴルファーズ選手権」の東日本地区の地区割を〝A、Bの2地区〟(従前はA~Cの3地区)に統合し、「アマチュアゴルファーズ選手権」、「ミッドアマ選手権」、「シニア選手権」では東日本地区に限り予選から地区決勝への繰上対象人数を各予選会場の最終エントリー人数の20%に拡大(小数点以下切り上げ)する。西日本地区では「アマチュアゴルファーズ選手権」、「ミッドアマ選手権」、「シニア選手権」の予選参加料を6600円(消費税含む)に改定し参加賞を進呈するとしている。

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※「ゴルフ特信」第6473号より一部抜粋

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