一季出版株式会社

2020.02.17
2020/2/17 暖冬でゴルフ場は積雪クローズ少なく、ホクホクの報道

今年の冬は暖冬といわれ、北日本や日本海側の地域ではスキー場が雪不足で泣き、ゴルフ場はホクホクという報道が目立っている。
秋田県では、地元テレビ局が「県内で異変が生じてる」と報道。鹿角市で開催が予定されている県中学校スキー大会と県高校総体スキーが一部の競技で会場の変更を余儀なくされた一方、1月11日からの3連休に4カ所のゴルフ場が営業再開を決めたという。秋田市の南秋田CCでは1月中のオープンは2007年以来13年ぶり。11日は約20組、12日は約30組の予約が入ったという。その他、秋田CCと能代CC、秋田太平山CCが12日から営業再開と放送した。

富山県でも富山市内などでは1月13日まで積雪が観測されていないようで、「10年に一度ともいえる良いシーズン」とのゴルフ場関係者の声を伝えている。積雪クローズのゼロが続いているゴルフ場では昨年12月は入場者数が例年の3倍を数えたコースもあるという。
石川県でも、同様の報道があるが、芝生に薬剤をまき、休ませる効果を期待し、ある程度の積雪を望むゴルフ場もあるという。
兵庫県では、人工雪だよりで播磨・但馬地域の14カ所のスキー場のうち、人工雪を作る機械を持つ3カ所だけが営業していると報道があったが、気温が下がらず人工雪も降らせられないと頭を抱えるスキー場関係者の話もある。そのため緊急融資を求める意見もスキー業界に出ている。

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※「ゴルフ特信」第6465号より一部抜粋

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