一季出版株式会社

2020.02.02
2020/2/2 停滞のゴルフ業界、ゴルフ団体は女性ゴルファー振興

ゴルフ団体は女性のゴルフ振興とインバウンドの取組みに、縮小するマーケットの打開策を見出している。ゴルフ活性化委員会(GMAC)で女性40代を中心にゴルフ人口を増やそうとしているという。
ゴルフ場利用税非課税枠拡充で要望した30歳未満や65歳以上まで非課税枠が広まれば、確かに起爆剤になったに違いないが、今後の課題として残った。

地方自治体はもはやこれ以上の財源減少を受け入れるのは難しく、目的税として市町村だけでなく、都道府県にもスポーツ、観光振興に役立ってもらうよう要望を転換するのも一つの策だろう。

また五輪でゴルフにも注目が集まるのは必至で、興味をもった方が始められる受け皿を戦略的に用意する必要があるだろう。口コミも重要だが、スマホや5G、仮想空間と他の業界でも評判となっている新しいものを取り入れていけば、若い人にも興味を持ってもらえるだろう。

今は高齢ゴルファーが核となって経営を支えているが、長いスパンでみると先細りしてしまうのは明白だ。ゴルフ業界団体も危機感を持って取り組んでいるが、少子高齢化がこれからますます進んでいくだろうから、70歳を超えた団塊世代が元気にゴルフを楽しんでいるうちに、働き盛りで今の人口で最も多い層である40代後半の団塊ジュニアを少しでも多く取り込まないと、減少するゴルフ人口は補えない。それと同時進行で30代以下の次世代を担うゴルファー育成をしていくよう努めることが絶対に必要だ。

ゴルフ界は廃プラなど環境問題にも関心が高い。働き方改革など経営環境の変化に対応していく必要もある。それに会員や経営者の後継難問題もあり、魅力的な業界にする必要がある。最近は若手や他業界から参入した経営者で、新しいことに取り組んだり、IT関係の新技術も増えてきており、注目したいところだ。

関連記事:2019/6/25 女性ゴルファー増へ、ミス慶應のエレガントゴルフ復活

※「ゴルフ特信」第6460号より一部抜粋

過去のお知らせ一覧はこちら