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2020.01.26
2020/1/26 LPGAアワード、今年の年間最優秀賞は渋野日向子

一般社団法人・日本女子プロゴルフ協会(LPGA、小林浩美会長、東京都中央区)は12月18日、都内で年間表彰式「LPGAアワード」を開催した。
年間を通じてLPGAツアーで最も顕著な活躍をみせたプレーヤーに与えられる「LPGA Mercedes-Benz Player of the year」に、渋野日向子プロが受賞した。渋野プロは他にも「LPGA資生堂ANESSA Beauty of the Year」、「メディア賞『ベストコメント』部門」、「LPGA輝き賞」を受賞、4冠に輝いている。

渋野プロは海外でAIG全英女子オープンに優勝、国内でも4勝を挙げる実力に加え、愛くるしい笑顔と印象的なコメントでゴルフに興味のない人たちまでも魅了。注目度は抜群で、17日の2020年度LPGA競技日程発表の冒頭で、小林会長が「同協会ホームページのページビュー(PV)が、ツアーが始まった3月から7月までの平均で7400万PV(前年比129%増)を超えていますが、8月に渋野日向子プロがAIG全英女子オープンで優勝して以降は8~11月4カ月連続で1億PVを超え、平均で1億3900万PV(前年比216%増)と急増しました」と話している。

一方、「賞金ランキング第1位」はLPGA史上2人目の3週連続Vを達成するなど7勝をマークし、獲得賞金1億6018万9665円となった鈴木愛プロが2年ぶりに獲得した。
「年間平均ストローク第1位」は69・9399の申ジエプロが受賞し、LPGAツアー史上初の60台を達成したことから「LPGA栄誉賞」も受賞した。
「LPGA栄誉賞」については申ジエプロとともに、20歳266日で国内メジャー4勝を挙げ史上最年少記録樹立、LPGAツアー出場17試合目で史上最速の生涯通算獲得賞金1億円を突破した畑岡奈紗プロも受賞した。畑岡プロは、「メディア賞『ベストショット』部門」も受賞している。
「新人賞」はツアー初優勝の稲見萌寧(いなみ・もね)プロ、「敢闘賞」は史上7人目のアマチュア優勝やプロに転向しツアー最終戦で2位タイと健闘した古江彩佳プロ、「ステップ・アップ・ツアー賞金ランキング第1位」はヌック・スカパンプロ、「ティーチャー・オブ・ザ・イヤー清元登子賞」は桐林宏光プロ、「ゴルフビジネス賞」は竹内弓美子プロがそれぞれ受賞した。特別賞は該当者なしだった。

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※「ゴルフ特信」第6457号より一部抜粋

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