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2018.08.10
2018/8/10  豪雨からの復旧、8月1日前後に6コースが営業再開

8月になり、西日本豪雨からのゴルフ場の被害・復旧状況がほぼ明らかになった。
7月28、29日に台風12号が被災地を横断するように中部から九州に異例の西に移動したことから心配もされたが、この8月1日前後から6コースが営業を再開するところとなった。
7月25日にアウト9ホールで営業を再開したPGMグループの広島国際GC(18ホール、広島県東広島市)は台風接近に備えていたが、「拍子抜け」するほど台風の影響はなかったという。ただし、インコースは山肌がまだ見えている状態で営業再開は未定という。 

オリックス・ゴルフ・マネジメント㈱(OGM、東京都港区)は7月27日に、コース内に一部土砂が流入したため営業を休止していた三木セブンハンドレッドC(18ホール、兵庫県三木市)を8月1日より営業開始すると発表した。同ゴルフ場は兵庫県神戸市の北西部に隣接する三木市にあり、山陽道・三木東ICから約1分の抜群のアクセスを誇り、また全乗用カートに最新式のGPSカートナビを搭載し、快適にプレーできるとしている。


また、8月1日にはアコーディア系の竹原CC(18ホール、広島県竹原市)、福岡フェザントCC(同、福岡県田川郡川崎町)も営業再開となった。竹原CCは当面アウト9Hでの営業となり、イン9Hについては復旧の目途が立っていないという。福岡フェザントCCは当面5番をP3で営業する。

高梁川河川敷にある一般社団法人の岡山霞橋GC(9ホール、岡山県倉敷市)は7月30日から営業再開となった。上流の倉敷市真備地区で広範囲な浸水被害になるなどで大量の土砂が流入したがメンバーやボランティアが復旧に協力し、営業再開できたという。

吉井川河川敷にある長船CC(18ホール、岡山県瀬戸内市)は8月1日営業再開となった。

嘉瀬川リバーサイドG場(9ホール、平成元年開場、佐賀市)は7月31日から営業を再開、これほどの被害は開場以来最大だったという。
確認できたところでは、8月2日以降まだ営業を再開していないのは6コースとなった。
再開日は、復旧状況によって流動的な部分もあるが、宮島志和CC(18ホール、広島県東広島市)は8月11日から9Hでの営業再開を予定、郡家GC(同、鳥取県八頭郡八頭町)は8月11日からのプレー予約を始めている。
 チェリーゴルフグループのときわ台C(同、兵庫県川西市)と一庫C(同、同)は今のところ再開は未定。
呉CC(同、広島県呉市)と広島東映CC(同、東広島市)は8月末までクローズ決定となっている。
※「ゴルフ特信」第6264号より一部抜粋

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