一季出版株式会社

2018.07.04
2018/7/4  「特定サービス産業動態統計」4月速報

経済産業省は先ごろ、「特定サービス産業動態統計」の平成30年4月の速報を発表した。
同月のゴルフ場(経済産業局所在の8都道府県のゴルフ場)の利用者数は81万6183人で、前年同月比2・7%の増加。売上高は79億89百万円で前年同月比0・5%の増加となった。利用者数は5カ月振りの増加、売上高は3月が0・0%増で2カ月連続の増加となっている。
4月の内訳をみると、利用料金収入は平日が4・9%の増加、土・日祝日が0・1%の増加となった。曜日別での利用者数は、平日で会員5・2%増、非会員4・5%増、土・日祝日は会員0・5%減、非会員1・0%増となった。4月は土・日祝日の日数に前年との差はなかった。食堂・売店(直営)収入は1・4%減、キャディフィは3・9%減となり、セルフプレーの割合もさらに増えているようだ。
4月の18ホール換算(「ゴルフ特信」集計、営業ホール数は前年同期比0・2%減)は、利用者数3・1%増、売上高は1・1%増だが、客単価(1人当たり利用額)は9788円で、前年同月に比べ1・9%のダウンとなっている。
また1月からの累計では、利用者数が1~3月に3・4%減、売上高が2・0%減だったことから、プラス圏までは戻ってきていない。

一方、ゴルフ練習場の4月は利用者数が土・日祝日に前年同月比1・4%減でトータルは0・8%の増加となったが、売上高は1・1%減で2カ月振りの減少となっている。

※「ゴルフ特信」第6244号より一部抜粋

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