2026.10.27
2026/10/27 景気ウォッチャー7月、現状と先行きとの結果が対照的
内閣府は8月10日、『景気ウォッチャー調査』の令和8年7月調査結果を公表した。
それによると、北海道から沖縄までの全12地域で『現状判断』に回答したゴルフ場関係者は6地域(6月6地域)計12人(11人)で、最高評価の〝良くなっている〟は0人(2人)、〝やや良くなっている〟は0人(1人)、〝変わらない〟は4人(4人)、〝やや悪くなっている〟は5人(6人)、〝悪くなっている〟は3人(1人)。現状判断のDIを独自に算出すると、令和8年7月は27・1で、前月の38・5に比べ11・4ポイント(以下、P)低下し、2カ月連続の低下となった。
7月は、全国的に暑さによって来場者数や予約が減っており、「来場者数が大きく減少し、前年比では94%、3か月前と比べると85%」(南関東地域、経営者、悪くなっている)、「異常な暑さで来場者数が減っている」(九州地域、営業、やや悪くなっている)、「暑さのため予約が減少している」(南関東地域、従業員、変わらない)という。予約に関しては、「キャンセル料を取るゴルフ場が増えてきたことで、客のゴルフ予約にちゅうちょがみられる」(九州地域、従業員、やや悪くなっている)と、暑さ以外の理由にも言及するウォッチャーもいた。冷房機器を付けたゴルフカートを稼働させたり、涼しい時間帯にスタートできるサマータイムを導入したりなど、ゴルフ場では夏の暑さ対策に努めている。ただ「夏はゴルフを諦めるという客も少なくない」(南関東地域、従業員、やや悪くなっている)との説明があるように、夏季のゴルフを敬遠する傾向に歯止めをかけるのは厳しそうだ。
一方、『先行き判断』は7地域(6月7地域)計12人(14人)のウォッチャーが回答し、最高評価の〝良くなる〟との判断は1人(0人)、〝やや良くなる〟は5人(3人)、〝変わらない〟は4人(3人)、〝やや悪くなる〟2人(4人)、〝悪くなる〟0人(4人)だった。先行き判断のDIは、前月の33・9に比べ17・9P上昇の51・8と標準DIを超え、3カ月連続で上昇している。
現状とは対照的な結果となったが、〝良くなる〟、〝やや良くなる〟との判断した多くは暑さが和らぐことから来場者や予約の増加が期待できるのを理由に挙げており、九州地域のウォッチャー(営業)は「例年どおり、繁忙期は満場の日が多い」として〝良くなる〟と判断している。
なお、業種全般の令和8年7月DI(原数値)については、現状45・8で前月比2・3P上昇(3カ月連続上昇)、先行き45・5で0・6P低下(3カ月振り低下)となっている。
