2026.08.01
2026/8/1 ミズノ、通期は過去最高益、ゴルフが全地域で牽引
美津濃㈱(ミズノ、水野明人代表取締役社長、大阪市)は2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績を発表したが、ゴルフを筆頭に好調だったという。同期売上高は前年同期比7・8%増の2590億4500万円、営業利益は同8・8%増の226億300万円、経常利益は同12・3%増の239億8500万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同20・6%増の183億7600万円となり、いずれも過去最高を更新した。
全体的にゴルフ、フットボール、ワークビジネス等が成長と説明、ゴルフ事業は国内外で業績を牽引した。日本セグメントの売上高は前年同期比5・3%増の1551億5200万円、営業利益は同14・7%増の152億1800万円と、いずれも過去最高となった。
米州では主力のゴルフが引き続き好調に推移し、売上を拡大した。鍛造アイアンを中心とした商品面への高い評価に加え、カスタムフィッティングのサービス面でもユーザーから高い信頼を獲得。ただし相互関税によるコスト上昇が利益を下押しし、売上高は同4・9%増で過去最高の377億4800万円となった一方、営業利益は同12・4%減の24億2300万円となった。欧州はゴルフとスポーツスタイルシューズの販売が大きく成長し、ランニングやインドアシューズも堅調に推移。在外支店の子会社化に伴い当期は12カ月決算となったことも寄与し、売上高は同29・7%増の307億9300万円、営業利益は同107・8%増の14億1000万円と、いずれも過去最高を記録した。
アジア・オセアニアは域内の全販売子会社が現地通貨ベースで増収を達成し、ランニング、フットボール、スポーツスタイルシューズの売上が拡大した。一方、利益率の高いゴルフは韓国ゴルフ市場の停滞により売上・利益とも低下し、セグメント売上高は同6・1%増で過去最高の353億5100万円、営業利益は同11・7%減の35億6500万円となった。
世界的なスポーツイベントの開催を背景にスポーツへの関心が高まる中、ゴルフは欧米を中心に成長を続けており、韓国市場の停滞が課題として残ったという。
同期の主要カテゴリー別売上は、野球・ソフト415億円(4・5%増)、ゴルフ364億円(12・7%増)、ランニング249億円(14・2%増)、フットボール224億円(10・3%増)等で、ワークが日本において成長し175億円で23・2%増と伸びた。企業向けユニフォームやシューズ、暑さ対策のファン付きジャケット等もある。
