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2026.05.30
2026/5/30 米国ゴルフ市場、史上最長6年連続5億ラウンド超え

米国ゴルフ財団(NGF)が発表した2025年のデータによると、2025年のゴルフコースラウンド数は前年比1・2%増となり、2020年のパンデミック以降、2021年、2023年、2024年に続き4回目の記録更新となった。6年連続で全米で5億ラウンド以上がプレーしたこととなり、ゴルフ史上比類のない記録で、パンデミック後の急増が当初予想されていたよりも持続可能であることを示す確かな証拠と表現している。

現在のプレー水準は、2000年代初頭の「タイガーブーム」時代のピーク時と比較して最大2000施設も少なく、施設効率が劇的に向上。2020~2025年のラウンド数は、パンデミック前の2015~2019年の5年平均と比較して21%高い水準で推移している。
また2025年は、6歳以上の米国人4810万人がゴルフをプレーした。この記録的な総数には、2910万人のゴルフコースでプレーした人々と、オフコースのゴルフ活動のみに参加した1900万人が含まれる。特に注目すべきは、女性ゴルファーの急増で、800万人以上の女性がコースでゴルフをプレーし、オンコースゴルファーの28%が女性となり、記録上最高の割合に並んだという。2019年以降、女性ゴルファーの純増は250万人、46%増加した。ジュニアゴルファーも記録的成長を示し、400万人近くがコースでプレー。このセグメントは2019年以降58%増加し、全年齢層の中で最大の伸びを記録した。ジュニアの35%が女子、26%が有色人種で、多様性が大幅に向上したという。

人種的多様性も飛躍的に進展。パンデミック以降、若者の参加は48%増、ヒスパニックの参加は26%増、黒人の参加は123%増であったとしている。
なお、2020年以降、毎年300万人以上のオンコース初心者がおり、パンデミック前の約250万人から増加した。さらに2100万人以上のアメリカ人がゴルフコースでのプレーに「非常に興味がある」と回答するなど「潜在需要」が2019年以降37%増加したという。
ゴルフ場の閉鎖はここにきて減少を続け、2005年以降最低の率に達した。一方、2024年には29の新しいゴルフコースがオープンし、2010年以降最多となった。興味深いことに、2020年以降建設された新コースの34%がショートコースまたはエグゼクティブコースとし、新しいゴルフ体験への需要を反映していると表現している。

2020年から2025年にかけては、オンコース参加者が約20%増加し、ラウンド数は前6年平均と比較して16%増加した。これは施設数が約3%減少したにもかかわらず実現された。ハイブリッドな勤務形態が平日のゴルフを可能にし、現代的な予約技術により効率的な運営が実現したことが大きな要因としている。
このため今回の記録は、パンデミック後の一時的なブームではなく、より広範で多様なゴルファー基盤を反映した構造的な変化を示したと分析している。
日本でもコロナ禍で若者、女性の参加者増加が見られたが、米国では天候にも比較的恵まれ、さらにラウンド数が増加しているという。

「ゴルフ特信」第7338号より一部抜粋

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