一季出版株式会社

2018.06.08
2018/6/8  レーサムゴルフ&スパリゾート(群馬)新たな4階建てホテル建設

レーサムゴルフ&スパリゾート(18H、群馬県安中市)がクラブハウスに隣接して4階建てホテルの建設を行っている。ホテルは延べ床面積2000平方メートルで44室を予定。スイートルーム4室のほか、和洋のレギュラールームの3タイプを整備する。ホテル1階には本場のフランス料理を楽しめるレストランを配置し、ゴルフ客以外も利用できる「オーベルジュ」(宿泊施設を備えたレストラン)としてアピールする。レストランの客席数はクラブハウスレストランとほぼ同等の約80席で、夜間はオーベルジュのレストランのみ営業する。

ホテルのオープンは今年12月21日の予定。部屋からはコースも一望できる作りになるという。
従来、同リゾートにはゴルフ場やゴルフアカデミーの他、ゲストハウス、ロッジなど計58室・棟の宿泊施設があり、温泉やスパ、レストランもありゴルフ客以外の利用客も集めていた。クラブハウス2階の現在のレストランでは「流星と極上ディナーの宿泊パック」として流星を待つ間に、フランス人シェフのフルコースや天然温泉が楽しめる宿泊パックも案内しているが、宿泊需要も新施設に移す計画だ。
また同リゾートは北陸新幹線を利用し、東京駅から1時間の安中榛名駅からクラブバスで15分の立地にあり〝東京から1時間のオーベルジュ〟として交通の便の良さもアピールする狙いがあるという。まだオーベルジュは一般には浸透していないようだが、専門の協会や旅行案内もできているようで、新たな需要を取り込めそうだ。

※「ゴルフ特信」第6237号より一部抜粋

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