㈱西武ホールディングス（東京都豊島区、西山隆一郎代表取締役社長兼ＣＯＯ）は９月16日、同社連結子会社である㈱西武・プリンスホテルズワールドワイド（ＳＰＷ、同、金田佳季代表取締役社長）が、北米や欧州、日本国内でライフスタイルホテルブランド「エースホテル」を運営する米国企業を買収すると発表した。
ＳＰＷが米国に設立した１００％子会社・Ace Hotels Worldwide Inc.を通じて、米国ニューヨークに本社があるAce Group International LLC（ＡＧＩ、Chris PennＣＥＯ）とＡＧＩ子会社等の全株式を取得し、子会社化する。今月中に手続き完了を見込む。株式取得価額は最大９０００万ドル（約１３０億円）程度という。

「エースホテル」は、１９９９年に「友人のミュージシャンたちがツアー中に滞在できる場所」という創業者の思いのもと、アメリカ・シアトルで創業したホテルブランド。北米を中心に８ホテルを展開し、日本国内では京都市中京区に「エースホテル京都」がある。

西武ＨＤは、ＡＧＩ株式取得について、「エースホテル」の確立された世界観やカルチャーを最大限に尊重しながら、西武グループならびにＳＰＷの開発サポートにより「エースホテル」の拠点拡大を図っていくとともに、「エースホテル」が築き上げてきたブランディングノウハウを取り入れることでＳＰＷの開発力や運営力をさらに高め、グローバル競争力の強化を企図したとしている。

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「ゴルフ特信」第７２７７号より一部抜粋