一季出版株式会社

2025.12.04
2025/12/4 R&A、ゴルフ規則の利用実態を把握へ世界調査

日本ゴルフ協会(JGA)によると、ゴルフの総本山であるR&Aは9月5日、ゴルフ規則の実際の使用状況を理解するため、世界規模でのアンケート調査を開始した。
この調査は、規則知識のレベルにかかわらず一般ゴルファーを対象とする「ゴルファー用の調査」と、競技運営に携わる倶楽部関係者を対象とする「倶楽部用の調査」の2種類で構成される。目的は、最も頻繁に使用される規則やその適用実態、そしてゴルファーや運営者が混乱しやすい分野を明確に把握することにあるとしている。

「ゴルファー用の調査」の対象は、過去12カ月間に少なくとも5ラウンドをプレーした全てのゴルファー。「倶楽部用の調査」は、倶楽部レベルで競技会の運営に関与している個人を対象としている。調査期間は今後数週間にわたって実施される予定だ。
調査はR&Aに代わり、独立したスポーツ研究機関であるSporting Insights社が実施する。回答は専用のオンラインリンクまたは最新版のゴルフ規則アプリから可能。対象地域はR&A加盟各国となり、USGAが管轄するアメリカ合衆国とメキシコは含まれない。

集められた回答はすべて集合状態で分析され、個人の回答が公開されることはない。R&Aは調査結果の完全な形での公表は予定していないが、将来の記事や連絡の中で参照する可能性があるとしている。

関連記事:2023/2/21 2023年ゴルフ規則、R&Aが追加の詳説を発表

「ゴルフ特信」第7273号より一部抜粋

過去のお知らせ一覧はこちら