2025.08.31
2025/8/31 外資系はアコーディアゴルフの株主交代でコース数大幅減
外資系が国内で保有するゴルフ場数、ホール数については、「韓国系」が61コース1188H、「その他外資系」が20コース477Hで、トータル81コース1665Hとなった。
前年と比較すると、韓国系3コース54H増、その他外資系173コース3582H減、トータル170コース3528Hの大幅減少である。その他外資系の激減したコース数でわかるように、フォートレス・インベストメント・グループがアコーディア・ゴルフの株式を平和グループに譲渡したためだ。
ランキング1位は韓国産業洋行グループ(エイチ・ジェイ)で、保有コース及びホール数は10コース225H。この1年間でゴルフ場の売買はないが、内紛状態にあった仙台空港CC(18H、宮城)の経営に復帰した。
2位はGICで6コース180H。GICはシンガポール政府投資公社系で、不動産流動化を進める西武グループが保有するホテル・レジャー事業資産を買収、ゴルフ場については9コースを取得した。それから過去1年の間に北海道CCプリンスC(18H、北海道)、北海道CC大沼C(同、同)、大原・御宿GC(同、千葉)、竜王GC(同、滋賀)を売却したため、前年より4コース72H減った。竜王GCはPGMに、大原・御宿GCは韓国系のレックスフィールドCCに、北海道CC2コースは韓国系のスマートスコアにそれぞれ譲渡している。