2025.07.22
2025/7/22 東北地区1~3月入場者、前年比12・38%のマイナスに
東北ゴルフ連盟(TGA)はこのほど、2025年1~3月の入場者状況をまとめた。
それによると、TGAに加盟する6県95倶楽部の延べ入場者は25万2056人を数え、前年同期の28万7685人に比べ3万5629人、率にして12・38%減少した。2年連続のマイナスとなっている。また、1倶楽部平均入場者数は2653人で、前年同期より375人減った。
県別の延べ入場者についてみると、プラスになったのは青森県のみで、あとの5県はマイナス。青森県(加盟10倶楽部)は3月から今年の営業を開始したゴルフ場があり、入場者が前年よりも760人、14・66%増の5943人を数えた。地区で加盟倶楽部数の多い宮城県(26倶楽部)は延べ入場者数15万4650人で前年比5・07%の減少、以下、岩手県(18倶楽部)2万8332人で5・89%の減少、福島県(18倶楽部)5万8922人で21・53%の減少。秋田県(13倶楽部)は4209人で53・44%減と半減し、山形県(10倶楽部)では1月から3月まで実績がない状況だ。
東北地区の今年は、青森県で記録的な降雪や積雪に見舞われるなど厳しい冬となり、地区全体で1月が23%の減少、2月がさらに落ち込み35・08%の減少となった。
3月は、山形県ゼロ人、福島県6・30%減、秋田県52・82%減と雪の影響がまだあるものの、岩手県(36・77%増)や宮城県(18・80%増)が2桁増と健闘し、6県トータル14万3844人で前年同月の13万5489人に比べ8355人、6・17%のプラスとなっている。