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2025.07.21
2025/7/21 昨年の酷暑経験から、グリーンの草種転換目立つ

昨年夏は酷暑とともに豪雨も多くグリーンの芝が大ダメージを受けたゴルフ場が多かった。このため2グリーンのあるコースでは暑さに強いバミューダ芝や高麗芝にグリーンの芝種を転換するコースが増えており、この春に案内するゴルフ場が散見されるようになった。

太田双葉CC(27ホール、群馬県太田市)では4月5日より第2グリーンの改修工事のため第1グリーン(一部第2グリーン)の使用となると案内。7月中旬頃より第2グリーンはティフイーグルが使用できるようになるという。
さいたまリバーフロンティア運営の大麻生ゴルフ場(18ホール、埼玉県熊谷市)では4月6日より7月中旬までを目途に芝種変更(ティフイーグル芝)を実施すると告知した。Aグリーンの新ティフイーグル芝の供用開始は7月中旬以降を予定、改修期間中はBグリーン(ベントグリーン)の使用となる。
その他にもアコーディア・ゴルフのおおむらさきGC(27ホール、埼玉県比企郡滑川町)では、4月7日より6月末までの予定でティフイーグルのサブグリーン造成工事を実施。中・西コース側のアプローチ練習グリーンはティフイーグルに芝種変更を行うため当面の間クローズ(パッティンググリーンは利用可)と案内している。

埼玉県では鳩山CCや越生GC、武蔵松山CC、飯能GCなどすでに一部をバミューダ芝で運用しているコースが多く、多くはティフイーグルなどバミューダ芝への転換だが、高麗芝に戻すため工事中のコースもある。
愛知県の庄内川GC(18ホール、名古屋市)は5月7日から9月下旬にかけて工事を行い、これで18Hすべてがバミューダ芝に変更されるという。
その他、福岡県ではPGMの北九州CC、アコーディア・ゴルフのかほGCなどがバミューダ芝の話題を取り上げている。

「ゴルフ特信」第7213号より一部抜粋

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