2025.05.10
2025/5/10 奈良県、五條市のゴルフ場跡地でのメガソーラー断念
奈良県は1月30日、プレディアG(旧・18ホール、五條市)の跡地の開発用途について、防災拠点での大規模太陽光発電所(メガソーラー)の設置を断念した。
有識者でつくる会合で同日、太陽光パネルの規模を大幅に縮小して整備する内容を盛り込んだ基本構想案をまとめた。メガソーラーでの整備に反対する地元の五條市の同意が得られないと判断したという。
当初はゴルフ場跡地を取得した県有地約60haのうち計約25haに太陽光パネルを整備する計画だったが、基本構想案では計約2100平方メートル規模に縮小する。県の試算では規模を縮小しても防災拠点の非常用電源としての電力を確保できるとした。