2025.05.08
2025/5/8 令和6年全国プレー料金、107・4Pで0・8%上昇
総務省統計局が発表した令和6年12月の全国消費者物価指数(2020年基準、CPI)は117・3ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)で前年同月比4・3%上昇し、21年4月以降45カ月連続の上昇となった。また令和6年1年間の総合指数の方は108・5(+2・7%)で3年連続の上昇だが、生鮮食品を除く総合指数では114・5Pで3・4%上昇し、8年連続上昇となっている。上昇率は鈍化傾向もあるが、物価上昇が続いている。
全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の令和6年全国指数は107・4Pで0・8%上昇となり8年連続の上昇となったが、12月は109・1Pで0・9%下落となり2カ月連続の下落
となった。
東京都区部の6年ゴルフプレー料金指数は108・5Pで上昇率は2・1%上昇となり3年振りの上昇となった。12月は120・9Pで1・4%上昇となり18カ月連続の上昇と、また上がってきた。
ゴルフ練習場はコロナバブルの反動でここ2年は入場者数が振るわないが、料金指数は上昇が続き、ゴルフプレー料金と同様に東京都など都市部での上昇が強くなっている。
なお、小売物価統計による主要都市部の12月のゴルフプレー料金最高額は東京都区部の1万5747円(11月と同)だった。上昇率では77・3%増(3485円→6178円)の鳥取市、下落率では39・8%減(4818円→2900円)の山形市が目立った。集計44都市のプレー料金単純平均は5558円で前年同月比0・9%の上昇(7カ月連続上昇)となった。