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2024.11.25
2024/11/25 九州地区2024年上半期入場者、前年比1・20%減少

九州ゴルフ連盟(GUK)は先ごろ、2024年上半期(1~6月)の入場者状況をまとめた。
それによると、GUKに加盟する8県192倶楽部の延べ入場者は435万2173人を数え、前年同期の440万5142人に比べ5万2969人、1・20%の減少を記録した。新型コロナウイルスが国内で本格的に蔓延しだした2020年に12・06%の大幅減少となって以来4年振りのマイナス。また、1倶楽部平均入場者数は2万2688人で、前年同期より276人減った。

県別の延べ入場者状況は、福岡県北部地区(加盟23倶楽部)が延べ入場者数54万7204人で前年同期比1・19%の増加となり唯一のプラスだった。以下は0%~約3%の減少となっており、順にみると宮崎県(18倶楽部)40万3473人で0・27%の減少、大分県(18倶楽部)44万5648人で0・54%の減少、熊本県(34倶楽部)70万7247人で0・96%の減少、鹿児島県(24倶楽部)48万741人で1・93%の減少、沖縄県(14倶楽部)41万7846人で1・94%の減少、佐賀県(15倶楽部)35万243人で2・00%の減少、福岡県南部地区(25倶楽部)62万5459人で2・61%の減少、長崎県(21倶楽部)37万4312人で2・92%の減少と続いた。
九州地区は、1月に前年比4・05%増と好発進したが、4月に天候不順のため4・61%減と1月のプラスを相殺すると、3月0・18%減、4月3・88%減と3カ月連続でマイナス。5月は1・99%増と1月以来のプラスを記録した。

6月については、土日の日数が昨年よりも各1日多かったが天候不順等の要因から、延べ入場者数64万5654人で前年同月の67万2488人に比べ2万6834人、率にして3・99%の減少と落ち込んでいる。8県すべてで前年実績を下回っており、沖縄(前年比5・10%減)、熊本(6・02%減)、長崎(6・57%減)、佐賀(6・62%減)の4県では5%を超える減少となった。

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ゴルフ特信」第7112号より一部抜粋

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