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2022.02.07
2022/2/7 御殿場市ふるさと納税、1カ月で1千万円超える

静岡県御殿場市は、昨年12月以降に設置した、ふるさと納税の自動販売機で1カ月で1000万円を超える寄付金が集まったことを明らかにした。
設置したのは市内の富士平原ゴルフクラブ(27ホール)、太平洋クラブ御殿場ウエスト(18ホール)、小田原ゴルフ倶楽部日動御殿場コース(同)の3コース。各コースに1台ずつ設置されており、ふるさと納税の窓口の市魅力発信課によると、同市以外の居住者から12月31日までに計136件、1021万6600円の寄付金が集まったという。

自販機ではタッチパネルに従い、免許証の読み取りなど簡単な手続きで入金した後、発行されたレシートをゴルフ場のフロントに持っていくと、返礼品として寄付金の3割以下のプレー補助券がもらえ、プレー代金として使える。昨年度までのインターネット経由による寄付金は計約2600万円だったため、短期間で効果が出たことになる。
12月1日に同県内の設置第1号となった富士平原GCではフロント横に自販機を設置。小林幹男支配人によると、地元局のテレビで放映され、他の自治体、ゴルフ場、隣町の小山町の町議も見学に訪れるなど注目を集めて、これまでに130件の寄付金が集まったという。市では地産品を返礼品に加えたり、自販機を道の駅にも設置予定という。さらに他の2コースにも設置を検討しており、ふるさと納税の輪が広がりそうだ。

ちなみに、御殿場市がその自販機を設置するきっかけとなったのは、神奈川県のゴルフ場で自販機を利用したゴルファーが御殿場市の窓口に問い合わせて実現したという。
神奈川県湯河原町では一昨年12月にゴルフ場へ設置。松田町でも設置した。ひと月で500万円の寄付金が集まった月もあった。
また㈱静鉄リテイリング(静岡市)は昨年12月15日から自動販売機・非対面店舗「オーレ セルフ&カフェ」に同自販機を設置、グループの藤枝GC施設利用券も取り扱っているという。

同自販機を提供しているのはIT企業のグローキーアップ㈱(鍵和田芳光代表取締役、藤沢市)。同自販機の設置費用は買取で500万円としており、ゴルフ場以外での設置も増えているが、ゴルフ場の所在する自治体としては設置効果が高い上、ゴルフ場やゴルフ客も歓迎することから、ふるさと納税の方法としてまだ拡大しそうだ。

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※「ゴルフ特信」第6753号より一部抜粋

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