一季出版株式会社

2019.06.02
2019/6/2 丘の公園清里ゴルフコース(山梨)今年度から18ホール営業

山梨県営の丘の公園清里Gコース(山梨県北杜市)は、今年4月1日から27ホールのうち八ケ岳コースを閉鎖し、18ホール体制で営業を行っている。

平成31年4月から4年間の指定管理者の募集に当たり、所有者の県企業局が9ホールを閉鎖し、〝無料開放施設〟として営業することに決めていたもの。ゴルフ場のホームページでは「今後は、県内外の利用者に多目的なレクリエーションの場としてご提供する予定です。そのため、2019年4月から6月までの期間、施設改修工事のため、一般の方のご入場は出来ませんのでご了承ください。尚、ゴルフの利用目的での入場は固く禁じます。正式な営業開始時期は7月以降を予定しています」と案内している。

閉鎖した八ケ岳コースは3月末までゴルフ場として営業していたことから、〝固く禁じます〟となったようだ。県企業局総務課経営企画担当によると「芝生の公園として、料金を取らずに利用者を受け入れる。球技などの利用は禁じる。芝生は残すが頻繁な芝の刈り入れは必要なくなり、管理コストも省ける」と説明している。そもそも、ゴルフ場の規模を縮小したのは、今後のゴルフ需要や利用動向を考慮したものだという。29年度の利用者数はゴルフ場で4万1873人、ゴルフ練習場で5330人、温泉のあるアクアリゾート清里11万4071人、テニスコート1321人、パターゴルフ6877人、オートキャンプ場1万625人、まきばレストラン4万5151人で、アクアリゾートや27年度から始めたグラウンドゴルフ(29年度6118人)は増加傾向にあるが、テニスやパターゴルフは減少しており、ほぼ年10カ月営業のゴルフ場入場者数も横這いだった。

なお、ゴルフ場を含む施設運営は引き続き、㈱清里丘の公園が31年4月からの指定管理者指定を受けている。

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※「ゴルフ特信」第6373号より一部抜粋

 

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