2026.05.22
2026/5/22 インドアゴルフ利用率が1年で約8ポイント上昇と
ゴルフシミュレーターの最大手企業、韓国GOLFZONの日本法人であるGOLFZON JAPAN㈱(東京都新宿区)は、同社SCRゴルフユーザーのアンケートを毎年12月に実施しており、2024年12月調査に続き、25年調査の最新結果を発表し、前年よりもインドアゴルフの利用者率が増えていると公表した。
同社のシミュレーター、SCRを過去1年間に経験したゴルフユーザーを対象にアンケートを実施した結果で、うち利用したゴルフ施設は、①【ゴルフ場】(ハーフ・ショートコース含む)83・6%(前年同期84・5%と比較して0・9P低下)、②【屋外ゴルフ練習場】68・1%(2・2P上昇)、③【インドアゴルフ】27・8%(8・1P上昇)--となり、インドアゴルフの上昇が目立ち、屋外ゴルフ練習場の割合も増えて、新規参入が増えていることをうかがわせた。
3施設の利用組合せは【①②利用&③非利用】41・6%(3・5P低下)、【①のみ利用】17・6%(4・2P低下)、【①②③いずれも利用】19・9%(5・4P上昇)、【①②③いずれも非利用】7・7%(0・4P上昇)、【②のみ利用】5・3%(0・8P低下)、【①③利用&②非利用】4・6%(1・5P上昇)、【③のみ利用】2・1%(0・1P上昇)、【②③利用&①非利用】1・3%(1・2P上昇)となった。
同社では、インドアゴルフ利用率が27・8%となり前回より約8P上昇するとともに、「ゴルフ場・屋外練習場・インドアゴルフのいずれも利用」する層も、前年と比較して約5P増加する結果となったと分析した。さらに、ゴルフ場を利用せず、屋外練習場とインドア施設を利用する層は、前回調査では、ほぼ0%だったが、今回は1・3%まで上昇した。
そして、インドア利用増加の背景として、公益社団法人・全日本ゴルフ練習場連盟調査研究委員会による「ゴルフ事業(練習場)に関わる実態調査および研究」を取り上げ、2025年1月時点で屋外練習場が23施設減少し、1施設平均30打席と仮定して約700打席が減少した計算で、一方インドアゴルフ施設は全国ベースで11施設減少しているものの、1施設3打席換算でも打席数の減少は33打席程度にとどまるとした。
こうした練習環境の変化に加え、若年層や女性ゴルファーを中心に、タイムパフォーマンスを重視し、自宅や職場近隣のインドア施設を利用する傾向が高まっていると考えられますと分析している。
前回調査と比較すると、③のインドアゴルフを利用したゴルファーの割合が増えていることがわかり、非利用のゴルファーはゴルフ場利用の割合も低下するというコースデビューしてない層も増えていることになる。つまり、インドアゴルフでの利用がコースデビューのきっかけの一つとなりつつあり、屋外ゴルフ練習場利用経由より割合が少し増えていることがうかがえる結果となった。
ゴルフ場は新規ゴルファーを増やす振興策として、インドアゴルファーの取り込みやゴルフ熱の高まりが、ゴルフ界成長の一つの鍵となりそうだ。
