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2026.01.24
2026/1/24 24年ゴルフ人口480万人、練習場450万人

公益財団法人・日本生産性本部(東京都千代田区平河町)の余暇創研は「レジャー白書2025」(定価8800円=税込み)を10月31日に発行するにあたり28日に概要を発表した。全国15~79歳の男女を対象に24年の余暇活動について行ったインターネット調査(有効回収数3467人)。今年7月の速報では参加率だけの発表だったが、白書の中で全容を明らかにした。

発表によると、2024年の日本の余暇市場は、コロナ禍前の水準を上回る75兆2030億円(前年比5・6%増)に達し、力強い回復を示した。特にインバウンド需要に後押しされた「観光・行楽部門」が市場全体の成長を牽引。部門別は観光・行楽が対前年比9・9%増(2019年比7・6%増)、娯楽部門5・3%増(3・0%増)、趣味・創作3・8%増(4・0%増)、スポーツ部門1・6%増(5・5%増)とスポーツ部門の伸びは比較的少なかった。
2023年のコロナ5類移行後の反動増が一巡し、消費者が物価高などを背景に余暇活動をより厳選するようになったことを示唆していると分析。猛暑の影響などで屋外レジャーの代表格であるゴルフ場やテーマパークは夏の利用者数が減少したことも発表や白書の中でも触れている。

活動別では「国内観光旅行」が3年連続で参加人口首位を維持したが、参加者数は60万人減少した。対照的に「動画鑑賞」は参加者を増やし2位に浮上した。人々の意識としては「仕事より余暇を重視する」傾向がさらに強まり、回答者の3分の2以上(67・8%)が余暇重視派となった。
市場は拡大しているが、部門により回復速度の差が顕著であり、個人の活動レベルでは量から質への転換や活動の絞り込みが進んでいる2つの側面が明確になったという。

ゴルフ関係では7月の速報時にゴルフ(コース)が参加率5・0%(前年5・4%)、ゴルフ練習場参加率4・6%(5・2%)と公表されていたが今回ゴルフ(コース)参加人口は480万人で前年の530万人より9・4%減少、練習場参加人口は450万人で前年の510万人より11・8%も減少し、500万人を割り込んだ結果となった。
市場規模については、ゴルフ場は9240億円(9390億円)で前年より1・6%の減少となった。費用面が高くなった影響がありそうだ。ゴルフ練習場は前年と同じ1230億円だが、年費用や1回当たり費用が4割前後増加したことで押し上げた。屋外中心の練習場利用者は減少したが、屋内施設の会費等が増加したとみられる。ゴルフ用品は3760億円で前年比1・1%減と4年振りの減少となった。

関連記事:2025/2/15 23年ゴルフ人口530万人、ゴルフ場市場9390億円

「ゴルフ特信」第7292号より一部抜粋

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