2025.11.19
2025/11/19 住友ゴム工業㈱、第2四半期決算は減収減益
住友ゴム工業㈱(山本悟代表取締役社長)は8月7日、2025年12月期第2四半期(中間期)決算短信(連結)を発表した。
それによると、同社の第2四半期(2025年1月1日~6月30日)連結業績は、売上収益が5721億92百万円(前年同期比2・5%減)、事業利益が283億10百万円(33・1%減)、営業利益が270億34百万円(35・6%減)で減収減益となった。親会社の所有者に帰属する中間利益は143億74百万円で、前期に比べ62・9%減と大幅にダウンしている。
事業セグメント別では、売上収益はタイヤ事業4883億29百万円(1・6%減)、スポーツ事業646億86百万円(9・6%減)、産業品他事業191億77百万円(0・9%減)、事業利益はタイヤ事業222億05百万円(34・7%減)、スポーツ事業40億44百万円(42・0%減)、産業品他事業20億69百万円(59・5%増)等だった。
ゴルフ用品を含むスポーツ事業をみると、ゴルフ用品は日本や米国では増収となったものの韓国の市況悪化の影響が大きく売上収益が前期を下回った。それに加え、ゴルフスクール・テニススクールを除くウェルネス事業について、対象会社の全株式を昨年12月に新たな株主へ譲渡、それによりスポーツ事業の収益が前年同期を下回り、事業収益も減益になったと説明している。
なお、2025年度連結業績予想は、売上収益を前回発表予想の1兆2200億円から1兆2150億円に下方修正した。事業利益950億円、営業利益840億円について前回発表予想で変更ない。
