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2025.11.15
2025/11/15 霞南ゴルフ倶楽部、開場時の利根ゴルフ倶楽部(茨城)に名称変更

霞南ゴルフ倶楽部を運営している西山ホールディングスグループは、9月1日付けでゴルフ場名を「利根ゴルフ倶楽部」(18ホール、茨城県稲敷市)に変更し、会社名も㈱霞南ゴルフ倶楽部(森秀雄代表取締役)を㈱利根(松丸容子代表取締役)に変更する。
名称変更のお知らせによると、今年6月8日に臨時理事会を開き、ゴルフ場名の変更、会員募集、名義書換料の改定などの審議を行い可決承認されたとしており、今般、会員募集における経産省への適正化法の募集届出、並びに、ゴルフ場名変更における特許庁への商標登録の審査申請を行い、いずれも受理されたと報告している。ゴルフ場名の変更については、現行の霞南ゴルフ倶楽部が「かなん」と読めない、また書きづらいという声があがったという。

会員募集は予定口数600口を段階的に行っていく計画。9月1日から開始する縁故先行募集の第1次は、募集期間を来年2月28日までとし、120万円で100口募集する。2次は一般募集として来年4月1日から令和9年3月31日までの1年間で300口を150万円で募集する。3次はその後220万円200口の募集予定。
またプレミアム会員を限定30口、900万円で募集する。プレミアム会員とは個人・法人1名記名式(1名記名は正会員と同権利に加え、同組同伴者3名まで会員料金)。
上記募集金額は、「会社(㈱利根)の解散時に返還する預託金」としており、いわゆる永久債。募集期間内に各定員に達した場合は募集は終了となる。
令和7年6月1日現在の会員数は670名で、前記募集会員数の630名を合わせると、募集終了後の会員数は1300名としている。

9月1日より改定となる名変料は、正会員・隔日会員が通常110万円、相続・贈与(二親等以内)と記名者変更33万円(据置き)、プレミアム会員の名変料は正会員と同様、通常110万円、相続・贈与(二親等以内)と記名者変更33万円としている。
なお、令和8年3月1日~9年3月31日の期間、名変を停止(2親等以内親族名義書換、同一法人内記名者変更は対象外)するとしている。
名変等の手続に関する問合せはコースないし東京事務所(℡03・3585・6669)。
なお同グループによると、経営承継後にクラブハウスやコースの改修等を継続して行ってきており、このほど一連の作業が終わったことから、新規会員を迎えることに決めたという。同ゴルフ場は利根GCのゴルフ場名で1988(昭和63)年に開場にオープン。霞ケ浦の南側で利根川にもほど近い田園の中にあり、フラットな地形に加藤俊輔氏がマウンドや池、バンカー、大木などのハザードを配置した戦略的なコース。1992年にはニチレイインターナショナルなどのトーナメントを開催していた。

「ゴルフ特信」第7264号より一部抜粋

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