一季出版株式会社

2025.11.14
2025/11/14 平和のゴルフ事業、26年3月期第1四半期は堅調

㈱平和は8月8日に発表した2026年3月期の第1四半期決算説明資料にて、アコーディア・ゴルフと統合しても来場者数と顧客単価の両指標で前年同期を上回る堅調な滑り出しを見せたことが、明らかになった。
同社のゴルフ事業(PGM、アコーディア・ゴルフ)は、〝旺盛なゴルフプレー需要は継続〟とこれまでの決算説明のサブ見出しを踏襲、第1四半期(2025年4月~6月)の合計ゴルフ場来場者数は590・5万人となり、PGMのみだった前年同期の251・8万人より134・5%増加した。アコーディア・ゴルフの実績を合算しての比較では合計来場者数は2・4%増加であった。

説明ではゴルフ場来場者数は、4月上旬の低温、5月の週末を中心とした天候不順、6月中旬以降の急激な気温の上昇等の影響はあったものの、堅調に推移し増加したと説明。全店ベースでの比較では来場者数は4月に3・3%増、5月に3・6%増、6月は0・2%増にとどまった。
顧客単価については、アコーディア・ゴルフを今期より取り込んだ結果、第1四半期全体で前年同期比1・9%低下したが、過年度のアコーディア・ゴルフを合算した運営ゴルフ場数322コースでの比較では1・5%上昇した。顧客単価の月別では4月に2・5%増で、5月は0・3%増にとどまったが来場者数が伸び悩んだ6月は1・8%増まで戻している。
2024年3月期からの来場者数・顧客単価の推移を掲載していて、2023年5~6月の大雨・台風、2024年7~8月の猛暑、2024年10月の大雨と、猛暑や大雨といった気象要因による一時的な落ち込みはあったものの、年間を通じてみれば前々年度を上回る実績を残しており、ゴルフ需要の底堅さがうかがえる内容となっている。

「ゴルフ特信」第7263号より一部抜粋

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