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2020.01.09
2020/1/9 JGA、ワールドHDCPシステムの日本導入について

公益財団法人・日本ゴルフ協会(JGA)は12月2日、「ワールドハンディキャップシステムの日本導入について」と題し、「いよいよ2020年にスタートします。世界中のゴルファーに、より多くの人々が使える世界統一のハンディキャップシステムを提供します」とHPで発表した。
同システム(WHS)は2020年1月に施行され、各国の導入時期については準備状況により異なるが、全世界で2020年末までにWHSの導入が完了する予定としている。

導入時期別としては、1月がアルゼンチン、オーストラリア、カナダ、メキシコ、パナマ、南アフリカ、韓国、アメリカ、ウルグアイ、ベネズエラ、2~4月が香港、スウェーデン、ニュージーランド、6~8月がポルトガル、9~12月が英国およびアイルランド。
日本については、日本語への対応と「NEW J-sys」をWHSに対応したシステムに改修するため準備期間が必要として、2020年秋以降を予定しているという。

また国内向けの導入の準備としては「NEW J-sys へのプレーヤー登録とラウンド毎のスコア入力をし、Index の数値を取得してください。WHS導入のタイミングで、プレーヤーのIndexがWHSに対応した数値に変更されます」等と案内、2020年3月以降、JGA加盟倶楽部、PGS(日本パブリックゴルフ協会)加盟倶楽部向けの説明会を全国8地区連盟主催で開催予定としている。
WHSはハンディキャップ規則とコースレーティングで構成される。またハンディキャップ規則は7つの規則で構成され、ゴルファーやハンディキャップ管理者に対して、ハンディキャップインデックスの計算方法と運用方法を説明しているという。ただし、コースレーティングシステムはUSGAコースレーティングシステムをベースとして採用していることから、同システムを採用している倶楽部では大きな変更はないとしている。
いずれにしても、新しいルールが加わることになり、JGAでは2月中に新しい規定書を配布する予定という。また、同じタイミングで協会HPでも全文が確認できるように準備を進めているとしている。

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※「ゴルフ特信」第6451号より一部抜粋

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