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2019.05.22
2019/5/22 阿蘇東急ゴルフクラブ(熊本)3年振りの18ホール営業を再開

東急不動産グループの阿蘇東急ゴルフクラブ(18ホール、熊本県阿蘇郡)は、4月に3年振りとなる18ホール営業を再開した。

同クラブは、平成28年4月に発生した熊本の大地震によりコースでの地割れやグリーンの損傷、進入路の崩壊、インとアウトをつなぐ白菊橋の損傷、クラブハウスの全損と甚大な被害を受けたのに加え、ゴルフ場までのアクセスを担う阿蘇大橋が崩落したことから、長期営業中断が続いていた。営業中断中の間に復旧作業を進め、昨年7月21日にアウト9ホールで営業を再開、そしてこの4月に18ホール営業での再開となった。クラブハウスについては震災後、隣接の保養所施設「アソシエート」を取得し、改修工事の後クラブハウスの代替施設として使用している。

4月6日には18ホール営業再開を記念して、地域の人たちを招いた復興支援イベント「阿蘇東急でアソぼう♪」を開催した。ゴルファー以外に普段入場する機会が少ないゴルフ場を1日開放し、ドローン体験会やスナッグゴルフ、芝滑りなどのイベントや、地元サッカーチーム・ロアッソ熊本などで活躍した巻誠一郎さんとのサッカー教室、ゴルフレッスンを行い、家族連れを中心に約1300人が来場したという。また当日はクラブハウス横の斜面に桜の苗木を約120本植樹した。2020年の阿蘇大橋開通に向けて合計で約1000本の桜を植樹する予定としている。

なお同クラブの営業スタイルは震災前から一新し、GPS液晶ナビゲーション付き乗用カートを導入しフェアウェイ乗入れ可のセルフプレー化とするとともに、レストランサービス等のスマートオペレーション化等も実施している。

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※「ゴルフ特信」第6369号より一部抜粋

 

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