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2019.02.19
2019/2/19 関西地区30年ゴルフ場入場者前年比3・03%減で2年連続減  

関西ゴルフ連盟(KGU)は先ごろ、平成30年入場者状況をまとめた。

それによると、KGUに加盟する2府4県の延べ入場者は1058万5594人を数え、前年同期の1091万6713人に比べ33万1119人、率にして3・03%減少した。これで2年連続の減少となった。府県別では、6府県すべてでマイナスとなっており、最も落ち込んだのが大阪府(加盟29倶楽部)で、延べ入場者数158万2029人で前年同期に比べ5・14%の減少だった。以下、京都府(25倶楽部)113万2228人で4・32%減、奈良県(30倶楽部)126万9658人で4・04%減、和歌山県(17倶楽部)60万3186人で3・93%減、兵庫県(110倶楽部)468万9222人で2・04%減、滋賀県(29倶楽部)130万9271人で1・40%減と続いている。

関西地区の30年は、7月の豪雨と9月の度重なる台風縦断によって倒木や断水などの被害、さらに数日のクローズを余儀なくされるなどのダメージを受けたのが大きく響いた。大阪府では、両月とも20%を超えるマイナス(7月20・33%減、9月26・16%減)となっている。その他の月をみても前年比減が多く、プラスとなったのは2月(3・23%増)、4月(2・25%増)、10月(14・15%増)、12月(2・65%増)の4カ月にとどまっている。ちなみに12月は前年を下回ったところがなく、滋賀県と奈良県は微増、大阪府と和歌山県は1%台の増加、兵庫県は4%弱の増加、京都府では5%増の好調だった。

なお、関西地区の1倶楽部平均入場者数は4万4107人で、前年同期より1380人減少している。大阪府は前年同期に比べ2954人減少したが6府県でトップの5万4553人となっている。

関連記事:2018/11/1  関西地区1~9月入場者、前年比5・81%のマイナス

※「ゴルフ特信」第6328号より一部抜粋

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